物が豊富にある現在食べ物に困ることがなくなりましたね。
色々なものがあるために、偏食が進んでしまいます。
今回は、子供が野菜不足になることで起こる問題や症状などをまとめてみました。
子供の野菜不足解消におすすめの方法なども見てくださいね。
成長期のトラブルは、将来に深くかかわりますので注意してくださいね。
目次
子供の野菜不足は特に深刻!
食事の欧米化がすすみ、親が野菜不足の状態になることが増えてきた日本の食生活。
子供の野菜の摂取量を調査しても野菜不足は深刻になっています。
2013年の生協の調査において、野菜の摂取状況について尋ねたところ「野菜が不足している」と思う母親は79.0%にものぼったそうです。
約8割もの母親が、子供の野菜不足を感じている結果となったのです。
このことから野菜不足の状況はとても深刻であることがわかりますよね。
低年齢であれば低年齢であるほど、体に様々な症状を示してしまいます。
現在の日本の野菜不足は、外国に比べても深刻で子供の野菜不足は特に注意が必要です。
子供が成長してくると好き嫌いなども出てくるため、無理に食べさせるのは難しいですよね。
きちんと話をしどうして野菜が必要なのかということを教えていく必要があります。
子供の野菜不足で深刻な3つの症状
子供の野菜不足による症状① 便秘
野菜には食物繊維が豊富に含まれているものが多くあります。
そのため野菜が不足することにより、食物繊維が足りなくなるのです。
結果として、腸内環境が悪化し便秘になりやすくなります。
小さい子供であれば、オムツのチェックであったりトイレのチェックはできますが、ある程度年齢が上がればそういうわけにはいきません。
腸内環境の乱れは、全身の乱れに直結します。
子供の野菜不足による症状② 歯や骨の成長不全
牛乳や小魚を食べているし安心と思っていたらダメですよ!
カルシウムの吸収率を上げるためには、野菜に含まれるビタミンDがとても重要な役割を担います。
このビタミンDはカルシウムの吸収率を上げ、体内に定着させてくれます。
そのため、しっかりと野菜を摂ることが必要となるのです。
子供の野菜不足による症状③ 肌荒れ
野菜に含まれるビタミン類やミネラル類などが不足すると肌荒れを起こしやすくなります。
野菜が不足することで色々な症状が起こることがわかりますね。
子供は特に肌荒れを起こしやすいため、ビタミンやミネラル等の栄養素が必要不可欠です。
どうにか工夫をして野菜不足を解消できるようにしないと大変です。
子供の野菜不足におすすめの解消法
子供の野菜不足を解消するためには、どのようなことをすればよいと思いますか?
そのままであれば、野菜を食べないという子供さんも当然出てくるはずです。
野菜不足を解消するための方法をご紹介いたします。
①野菜ジュースを摂取する
野菜ジュースといっても砂糖や食塩などがたくさん入っている物ではなく、100%野菜ジュースなどがおすすめです。
野菜ジュースに含まれている成分をきちんと確認することが大切です。
野菜ジュースでも100%でないものは、糖分が多く含まれており、甘すぎることがあります。
子供にとっては飲みやすく喜ばれるかもしれません。
しかし野菜不足を解消したいのに、肥満やそれ以外の病気のもとになってしまっては、本末転倒ですね。
②野菜そのもののおいしさ・大切さを教える
自分で育ててみると野菜が好きになり摂取する傾向があります。
家庭菜園などをしながら野菜の大切さを教え、徐々に食べられる野菜を増やしていくと良いでしょう。
また野菜嫌いなお子様に野菜を食べる大切さを伝えるには、野菜は健康な体と病気になりにくい体をつくる。
このことを小さい頃から少しづつ教えてあげることが大事ですね。
まとめ
子供が野菜不足になると成長に影響が出ることがよくわかりましたね。
改めて野菜の大切さが再認識できたのではないかと思います。
野菜不足をまずは親から改善し、成長に必要な野菜を存分に子供に摂取してあげましょう。